ヘアスタイル論①

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2024.10.08

こんにちは。9月より入社いたました望月と申します。

新参者ですが、前職でも理容室で勤務しておりバーバースタイルをはじめとしたメンズスタイルは得意ですので是非ご予約ください!いつでもお待ちしております。

 

 

今日は僕がカットの際一番大事にしているヘアスタイル論について記載させていただきます。

これをみれば髪型に悩んだ時したい髪型がすぐ見つかったりする有用性は全く無い駄文かもしれませんのでお時間のない方は読まない方がいいかもしれません。ですが僕なりに培った似合う・やりたいヘアスタイルの探し方をお伝えできればと思います。

 

まず、髪の毛が伸びて髪の毛を切りたい時にあなたはサロンから探しますか?したい髪型から探しますか?まずはそこからです。ここの美容院、バーバーは内装もカッコよくて雰囲気もいいからなんかカッコいい髪型にしてくれそうだからここに行こう!はたまた、各種検索エンジンを使って髪型の画像を調べてなんとなくやってくれそうなサロンに行かれると思います。そして、その気持ちにすかさずサジェストしてくるのがホットペッパービューティーです。当サロンにご来店いただく大半のお客様はこのホットペッパービューティーを駆使してやりたい髪型やその髪型にしてくれるサロンを探していただくかと思います。それでいいんです、普通は。

 

ここからお伝えするのは普通では満足できない、裏付けが足りないお客様に向けてもっとナードでニッチなヘアスタイルの探し方をご紹介いたします。まず前提としてこのナードでニッチなヘアスタイル探求は決して派手な髪型にだけ適応する探し方ではありません。普通の髪型でもニッチなヘアスタイル探求は可能ですし、是非実践いただきたいです。それではご紹介していきます。

 

1.映画鑑賞、音楽を聴く等でイメージを描く。

まずは文化に触れましょう。髪型というのは文化の象徴であり、その文化を示すアイコンになります。例えばパンクロッカーがよくやるツンツンの髪型。あれの起源は70年代アメリカのバンドシーンでその当時ロン毛のパーマスタイルが流行っていてロックバンドといえばロン毛でパーマばかりでした(イギリスのバンドですがクイーンとかも当時はクルクルのロン毛です)その当時の流行に嫌気がさしたパンクロックのバンドマンたちが髪の毛に整髪料を付けてツンツンにし始めたというのが起源と言われています。そこからツンツンさせる髪型が市民権を得て一般の人たちに広まっていく過程でどんどんマイルドになっていき今でいうスパイキーショートのような髪型が誕生したのではないかと考えております。その過程の中で様々なカルチャーにこのツンツンの髪型というのがフックアップされていきます。例えばみんな大好き映画「ファイトクラブ」の中に出演してるブラッドピットの髪型。めちゃくちゃカッコいいですよね。あれもそういう経過を経てできた髪型だと思います。このように文化を知ることは髪型を知ることと同義であると言えます。幸運なことに名作映画や名アルバム等世の中には既にそのような作品がたくさん散らばっています。そしてヒントは意外とその中にあるかもしれません。ですので髪型を考える時にまずここから始めるのも一つ手なのではないでしょうか。

 

2.pinterestやgoogle検索を使って自分のやりたい髪型を具体的にしていく

1の過程を経て髪型のあらかたのイメージはもう既についているところでしょう。ただその髪型を口頭で説明するのはなかなか難儀なことだと思います。そこで初めて検索エンジンを使いましょう。明確なイメージをスタイリストに伝えられるかどうかがグッドルッキングな髪型を作るうえで一番大事な事であると考えます。ただ、ここの検索をかけるという行為までにさぼらずにカルチャーと向き合ってほしいと思います。そして髪型だけでなくその周りの文化ごと一緒に好きになってもらいたいと僕は思っています。

 

ヘアスタイル論はまだまだ続きます。。。。

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